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透析中の運動と透析効率



昔は透析中はじっとしてるように言われたもんですが、最近では動ける人は積極的に透析中動いたほうがいいと言われてますね。

某クリニックからの転載です。

”透析中も運動ができる!
 運動を始める際に透析患者さんにとって問題なのは、運動の時間を確保することが難しいということです。透析や通院に要する時間や、透析後の疲労で運動をできる時間は限られてしまいます。そこでお勧めなのが透析中の運動です。透析中に運動を行ってしまえば時間の節約になりますし、なにより継続しやすいという利点があります。研究報告によりますと、トレーニングの効果は、非透析日に監視下で行うのが最も効果的ですが、継続率は透析中の運動が高い※6)とされております。 当院では、透析中の運動として下肢エルゴメーターを推奨しております。透析開始後、患者さんにもよりますが、30分から1時間程度、アシスト付き(モーターで足を動かしますので力はあまり要りません)で行います。体力的に余裕があれば足首に重錘バンドを巻いて運動負荷を追加します。”



これは筋力アップのための運動です。運動して筋肉をつけると生命予後がよくなることがわかっていますので最近では上記のように透析療法をとりいれているクリニックもあるようです。

筋力アップのためでもあるでしょうが、もう一つうれしいのは運動により血流がよくなって透析効率がよくなることです。

自分はどちらかというとこちらの効果の方がメインだと思います。

引用文では筋力アップのための透析中の運動と謳ってますが、スポーツ生理学では筋繊維の増大をはかるには筋肉に80%以上の負荷をかけることが必須です。これは10回くらいぎりぎりできるような運動負荷で、さすがに透析中は無理でしょう、いろんな意味で。

ですので30分や一時間もできる軽い運動では筋肉の増大は皆無でしょう。
ある調査機関で毎日1万歩「ゆっくり」散歩する人と何もしない人との数百人におけるサンプリング調査がされたとき両者に筋肉量の有為な差は見られなかったという調査結果があったらしいですがその結果からも想像できます。

ただ軽い運動でも効果を得る方法があります。上記の調査結果から考案されたのが「インターバル速歩」という歩き方です。

これは短いサイクルで「話すのがちょっときつい」くらいの早歩きと「ゆっくり歩く」のを短いスパンで繰り返すことにより心肺機能と筋肉を同時に鍛えられるというものです。

つまり透析中の運動でもそんな感じで運動強度に緩急つければいいかと思うのですが、ちょっと難しいかな?

しかし筋力の「低下」を防ぐという意味では軽い運動でも寝たきり手前のような患者さんには効果があるとは思うので効果が皆無と言うわけではないでしょうが。



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 透析と運動

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