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腎臓移植を「しない」という選択



自分も透析始めた頃は移植の順番待ちに登録していた。

だが色々調べてるウチに「これは自分の場合メリット、、少ないんじゃないか?」という思いが大きくなり腎臓移植の順番待ちをキャンセルした。

腎臓移植、それは一度移植したらずっと使えるわけではない。

兄弟間の移植で20年程度
他人間の移植では10年程度

そのくらいでダメになると言われている。

自分の遠い親戚のとある人が腎臓移植をしたがやはりこれも10年程度でダメになり今では再び血液透析中だ。

次に免疫抑制剤

免疫抑制剤に関して自分はこんなエピソードがある。

昔、膠原病にかかっていた頃、膠原病は免疫関係の病気なので免疫抑制剤を処方されていたが人ごみに出る時のマスクや手洗いうがいの励行を守らなかったために『カリニ肺炎』という重い肺炎にかかり重篤になり心臓が止まった。まあ再起動できたのでこうして生きているわけだがICUに半年くらい入れられていた。

その後膠原病が奇跡的に寛解し免疫抑制剤から開放されたわけだが、免疫抑制剤を飲んでいたあいだ海と外遊びの好きな自分にとってけっこう不自由だった記憶がある。

今は免疫抑制剤も進歩して健常者の7割程度の免疫力ですんでいると聞くがそれが高いのか低いのか自分には分からない。

次に癌のリスク。

人は日々癌にかかっている。そしてそのできた癌は免疫細胞により駆逐され癌になる事はないのだが、これが免疫力が低下するとどういうことになるかわかりますよね。実際移植をして免疫抑制剤を飲み始めた患者は癌リスクが通常の人より高い。

臓器移植と悪性腫瘍について

これらのリスクをどうとらえるかは個人で違ってくると思うが自分の場合は24時間感染症にかからないように気をつけさらには癌の恐怖にもおびえて生活するのはご免だと思った。

これだったら週3回拘束される透析のほうがぜんぜんいい。それに拘束されると言ってもネットはできるし本も読める。1回5時間週3回なにかに静かに打ち込める時間が人生の中でできた、と考えるとそれはそれで凄い事だと思う。

大人になって今まで、週3回・1回あたり5時間ものあいだ何かに毎週打ち込んでた物って仕事以外になにかありましたか?

習い事とかしてない限りふつうないと思います。

この時間を資格の勉強に充てるとか何かを習得するために使うとかすると透析の時間も無駄ではないでしょう。それどころかだらだらと生きていた健康な時よりよっぽど充実させることができるのではないでしょうか。

とにかく透析効率があがり高効率透析が可能になり、今も現在進行形で進化してる透析技術。自分はこちらのほうに賭けてみようと思っている。

今の技術でもうまくやれば40年は生きられるこの透析というテクノロジー。自分も数年前にオンラインHDFに切り替え自己管理を見直したところみるみる元気になって今ではキャンプから自転車競技まで、透析前とほぼ変わらない感じでかかわれるようになった。これが腎移植をして免疫抑制剤を服用していたらこうはいかなかっただろう、特にキャンプなどは奇麗なところばかりではないしそれなりに制限がついていたと思う。


それになにより移植をするという事は「他人の人生を半分もらう」ということだと思う。

お前にその価値はあるのか?と自問してしまわずにはいられない。


※ここの腎臓移植に関する情報はすべて個人的意見です。医療技術は日進月歩ですので間違っているかもしれません、検討中の方はご自分で調べてご検討ください。

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