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【保存版】透析長生き指標いろいろ【その1】

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「至適透析」とは「死亡率を限りなく低くする透析」である

その指標は色々あるが今回は第1回、代表的な物を何点か

1.【%クレアチニン産生速度】
まずは長生きのために最強の指標と言われている「%クレアチニン産生速度」(%CGR)。
ただしこれは透析指標というよりは透析治療効果を総合的に示す指標で
透析条件を変えたからといってそうそう変化しない。
逆に言えば今現在の自分の状態が総合的に評価される数値で
それゆえ透析患者の予後(長生きできるかどうか)に関して最強の指標と言われる所以だ。

数値は%で表され、同年代と比べてどのくらい筋肉があるかということがわかる
つまり数字が「100%」と出れば同年代と比べて同等の筋肉量があると言える。

この数字が110%超えることが望ましいとされ、数字は大きければ大きいほどいいとされる。

計算ツールはこちら

%CGRが100%の時の死亡率を「1」とした場合の死亡率
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(『わが国の慢性透析療法の現況』より)


2.【GNRI】
体重とアルブミン値のみで算出出来る簡便な栄養評価法
GNRI=14.89×血清Alb値[g/dL]+41.7×(DW/IBW)
* IBWはBMI=22となる体重
* DW>IBWの場合は、DW/IBW=1とする。

栄養状態を測ることができる数値。この数値が高いほうが栄養状態が良く予後がいい。
ただし栄養状態が良すぎる場合はリンの値が高くなる事も多いので注意が必要

計算ツールはこちら

--透析患者向け評価基準--
91.2以上 栄養障害リスク小
91.2未満 栄養障害リスク大

--健常者向け評価基準--
▶98< リスクなし
▶92-98 軽度栄養障害リスク
▶82-91 中等度栄養障害リスク
▶<82 重度栄養障害リスク

3.【nPCR】
nPCRは、体重1kg辺りの壊されたたんぱく質の量を表します。
状態が安定した無尿の維持透析患者では、体内の蛋白質の総量が一定で、蛋白質が分解(代謝)される速さは蛋白質が作られる速さに等しいと考えられるため。nPCRの値はそのままタンパク摂取量を反映している。

タンパクが充分摂取できていると免疫力(免疫抗体はタンパク質でできている)が有為に上昇するためこれも生命予後に関して重要な指標。

計算ツールはこちら

日本透析医学会のnPCRの目標値は、0.9~1.4g/kg/dayとなっています。
ただしこちらも高すぎる場合はリンが高い場合も多いので注意が必要



以上3項目でした。

次回は透析条件による至適透析とは?(Kt/Vなど)の予定。

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